パニック障害になる原因は?
パニック障害を発症する原因の一番は「ストレス」だといわれている
ストレス・・ほぼ100%くらいの割合で何かしらのストレスはみなあるだろう
では、なぜほとんどの人がストレスを抱えている中で、パニック障害を発症してしまう人がいるのだろう
それは性格的な問題だったり、幼少期・現在の家庭環境が影響していたり、食事の問題だったり理由は様々である
まぁ以前もいったが、そのストレスがどこに現れるか、というのも人それぞれ違うのだ
突発性難聴になったり、声が急にでなくなったり、逆流性食道炎になったり、ストレスでお酒を飲みすぎ体を壊したり・・
短期間休養すれば治るものもあるが、長期間にわたり治療を要するものもある
パニック障害は脳の誤作動から起きるため、一度発症してしまうと短期間ではなかなか治りづらい
そして、治ったと思った人があるときまた再発する、といったケースも多くある
私の家族のパニック歴
実は私の家族でいうと、父・母・母方祖母がパニック障害になった経験がある
父は現在68、母は現在60、祖母は昨年他界
まぁ昔はパニック障害という言葉がなかったため、なんていう病名を付けられたかはわからないが、症状を聞くと全く一緒である
父の場合、発症は働き盛りだった30代
通勤の電車内で急に苦しくなったそうだ
年齢も年齢だったために、辞める事ができず、毎日苦しかったが通勤していたようだ
父は森田療法を参考にして治した、とはいっていたが詳しいことは聞いていない(なんせ親子関係があまり良くないので・・)
でもいつの間にか慣れたのか、その後は特に悪化などはしておらず現在も普通に過ごしている
母は父よりひどく10年以上パニック障害を患っていた
現在少しマシになったようだが今でも気分が悪い、という日がたまにある
祖母は母から聞いた話だが、同じように発作を起こしていた時期があったようだ
パニック障害は食生活、家庭環境で連鎖していく可能性も
私は実家に27歳くらいまでいた
結婚・出産を機に家をでたが、それまでは母親が作ったものを食べていた
基本母親の考えでは、卵や乳製品はアレルギーを起こす可能性のある食材だから危険(別にアレルギーではない)
肉の脂は体に悪いから魚にしなさい
料理の時に油をつかいすぎるのはよくない
そういった考えの人だったため、小さいころから野菜中心のメニューであった
肉をつかった料理もあるが、大体は野菜中心で肉を少し入れる程度だった
これじゃあ貧血にもなるし、タンパク質不足にもなるわな
母が貧血であれば、私含め子供に貧血が遺伝している可能性がある
藤川徳美氏によると、妊娠中母体が貧血であれば、胎児に貧血が遺伝するらしい
そこにタンパク質不足の料理が重なると、何かしらの影響が出始めるのだ
私含め姉妹みな体も強くなく、考え方もマイナス思考な感じだった
母は50歳手前くらいから少しおかしくなり、(更年期も重なっていたからかも)外出先から帰ったと思ったら、風呂へ直行し、冷水を浴びたり、夜中救急車で運ばれたこともあった
ただ、パニック障害なのでもちろんどこも異常なし
その時は私も「パニック障害」という言葉自体知らなかったし、更年期からくる鬱みたいな感じでとらえていた
でも今振り返ってみると、母は典型的な「鉄・タンパク質不足」からくるパニック障害で、プラスそこに家庭環境(父との不仲・姑との同居)が重なってひどくなったんだろうなと思った
まとめ パニック障害連鎖を断ち切るために
パニック障害に遺伝はないと思われる
ただ、貧血は遺伝するようなので、そこにパニック障害発症した人と同じような食生活をしていたり、家庭環境が似ている状況だと発症するリスクが高まる
私は結婚して家を出たが、やはり自分が作る料理は母親と似たような感じになり、和食=健康だと思い込んでいた
そうすると、家をでても「鉄・タンパク質不足」は変わらず、出産したことでそれに拍車をかけた
私が今回パニック障害を発症し、色々勉強したことで、主人や子供達への連鎖を防ぐことが出来てるのではないかと思っている
パニック障害の人の中には幼少期の家庭環境が複雑だったり、現在の家庭環境が複雑だったりする人も多いと思う
逃げればいいじゃん、という人もいるだろうが、そう簡単にはいかない
脳に栄養が行っていないと、考え方がマイナスになって行動する力も出ないのだ
精神病は「病院に行けば治る」これは大きな勘違いだ
中には治っている人もいるかもしれないが、割合的には非常に少ないと思う
必要なのは病院の薬ではなく、自分の「治したい!!」という気持ち、それと自分で勉強するという事
「あなたの体はあなたの食べたものでできている」
を忘れないでほしい
今日の一枚
木登りは大事