担当医に小麦を控えるように言われる
私は2018年4月に電車内で発作を起こし、パニック障害と診断された
一番最初に行ったクリニックは、ただ薬を処方するだけ
二度と行かないと決め、漢方処方・栄養指導をしてくれるクリニックを探した
今もそのクリニックに通っているのだが、私は初診時、パニック障害を克服するのに必要なことを何点か言われた
◎なるべく毎日外出し、何度も同じところへいく
◎糖質を多く取りすぎない(炭水化物も糖質)
◎鉄・タンパク質をしっかり摂取する
◎お酒・たばこは控える(私はどちらもなし)
◎生活リズムをきちんとする
◎小麦を控える
この中で私が一番驚いたのが「小麦を控える」ということ
小麦がなんの関係があるの!?って思った
小麦(グルテン)が与える影響
ラーメン・うどん・パスタ・コンビニのそば(コンビニはそば粉ほとんど入っていない)・パン・菓子パン・ケーキ・クッキーなど・・
私達の身近にある小麦を使ったものはかなりたくさんある
しかし、グルテンには摂りすぎると体に不調が出るとも言われている
例えば・・
慢性的疲労・倦怠感・頭痛・不眠・嘔吐・下痢・便秘・肌荒れ・生理痛・PMS・うつ・統合失調症・多動・自閉症・アトピーなどなど
これらもグルテンの影響を受けている可能性がある、という研究結果もあるそうだ
小麦(グルテン)はどういう風に不調につながるのか?
パンなどを食べてすぐに真っ赤になってかゆみや呼吸困難になれば、アレルギーがあるんだ!と思い食べるのをやめる
しかし、ほとんどのひとはアレルギー反応=かゆみ・発疹などと思っているのか、この不調がグルテンのせいなんだ!と気づかない人も多いのではないだろうか
担当医曰く、
「小麦は一生の間にある程度摂取量が決まっていて、それを超えてしまうと不調になったりする
瞬時にアレルギー反応が出るというよりかは、遅れて発症することが多くまたそれに気づかない人も多い」
要するに、食べ過ぎると不調になりやすくなるらしい
グルテンを摂りすぎると小腸が傷つくといわれている
小腸は、免疫力や栄養吸収にかかわる大事な器官である
小腸が傷つけられ栄養がうまく体に回らなくなり体に様々な不調をもたらす
うどんをやめてパニック障害が良くなった
これは私が行っているクリニックの患者さんの話だが、岡山県出身は香川と同じくうどんをかなり食べるようで、その患者さんも毎日昼はうどんを食べていたそうだ
あるとき私と同じようにパニック障害を発症、先生にグルテンを控えるように言われ食べなくなったら一気に症状が改善していったらしい
そういう例も実際あるのだ
じゃあグルテンを控えればよくなるのか?
そればっかりはやってみなければわからない
そして、グルテンを控えるだけではなく、先ほど挙げたようなこともきちんと行っていく必要がある
幼少期から小麦を与えすぎない
ちなみに私は、幼少期は和食を好む親だったので小麦を摂ることは少なかった
(まぁその結果タンパク質と鉄分が全然足りてなかったんだけどね)
ただ、大学生あたりから自由に外食するようになり、一気に小麦を摂取することが増えた
一気に体に入れたことで体が耐えられなくなった可能性もある
最近発達障害の子供達が増えている(もちろんグレーゾーンも)
そのすべてがグルテンが影響しているかはわからないが・・
赤ちゃんの時から小麦製品を食べ続けていたらこれからもどんどん増えていくのは確実であろう
我が家の話だと、息子は好き嫌いが多く、米・パン・うどんが大好きで小さいころから食べさせていた
私がパニック障害を発症し、食事を見直すことで、息子にもタンパク質をしっかり摂らせるように心がけた
それが良かったのかはわからないが、息子は3歳くらいまではかなり落ち着きない子供だったのに今はだいぶ落ち着いている
まずは2,3週間小麦を抜いてみる
じゃあどうすれば、小麦で不調になっているかわかるの?という方はとりあえずしばらく小麦を控えてみるといい
現代社会で小麦を控えるって本当に大変なことだがやってみる価値はある
3週間くらい抜いてみて、不調が改善したり、肌質が良くなってきたら影響を受けてたと考えていい
ただ、何も変わらなかったという人
「じゃあいっぱい食べても大丈夫ね!」
いやいや、それは危険
いつかある一定ラインを超えた時に、一気に不調の波がやってくる可能性も・・
小麦は、ニコチン・カフェインと同様に依存性があるのでなかなか辞めるのは難しいが、そんな時は
「あの白いふわふわのパンは農薬が大量にかかったものを食べている」と想像してみると良い
白くてふわふわなパンはイーストフード、乳化剤などの添加物が入っている
結局はあなたの体はあなたが食べたものでできている
自分の体は自分でしか変えられないのだ