教育虐待とは何なのか・・ 私が受けた教育虐待
教育虐待とは教育熱心な親が過度な期待を子供に背負わせ、勉強や習い事などを無理強いし、結果が伴わないと叱責したりする行為をいう
実際身体的な虐待がなくても、子供の意見を無視して無理矢理習い事・勉強ばかりさせるのは教育虐待だと思っている
いっぱい習い事させてもらって羨ましい、お金があるからできることでしょ
いやいやとんでもない
まず子供が苦痛だ、と感じていたらそれは教育虐待に当たるのだ
私の場合、
幼稚園(私立)・小学校時代(小学校受験は失敗で区立小学校へ)
そろばん、ピアノ、水泳、公文、四谷大塚、親戚のおじさんの家庭教師、週一回の個人塾
中・高校時代(中高女子一貫校)
ピアノ、塾、大原簿記
大学生時代(4年生大学)
ピアノ、着付け、ヘアメイク
↑これ全部私の意思関係なく無理矢理習わされたもの
この中で私が唯一続けたかったそろばんは小学校5年生の時、中学校受験だからと私のやりたい!という意思を無視しやめさせられた
教育虐待は子供の心・身体を壊す
私みたいに幼少期から親のいいなりで大人になるとどうなるのだろう
一言でいうと、自己肯定できない人間になる
こんなに習い事をさせてるのに成績が上がらないことを叱られ、お前はダメな子だ!と言われる
こんな風に責められることにより、子供は自分の事を「自分はダメな子だ」と思いこむ
そうすると自分に自信を持てなくなり、周りと比較し自分だけが劣っているように感じてしまう
その結果どんどん精神的に追い込まれ、身体を壊してしまうのだ
私の場合、習い事に行くと毎回腹痛が起きるようになった
そしてそれから緊張する場面になると腹痛が起きるように
でもそれを親に言う事はなかった
大学生になったころアルバイトできるようになったので、少しは救われた
親も育児から解放されたからなのか?あまりうるさくいってこなくなった
それでも長年受けてきた教育虐待のせいで、私の自己肯定する力はほぼ0
結婚し、子育て・仕事をするなかで、周りのお母さんと比較し「私はもっと頑張らないと」という思考に
そしてストレスがピークになって、貧血も重なりパニック障害を発症してしまったのだ
第二次人格形成時期とも言われる幼児、小学校時代
この時期に親に愛されていると感じると、自分に自信が持てるようになるといわれている
この大切な時期に教育虐待を受け否定ばかりされていると、大人になってから実親と離れることができても自分に自信がなくストレスを抱えやすいままなのである
つい最近の出来事
昨日娘の七五三があった
ヘアメイクは私がしたのだが、その写真を送った時に母から昔のヘアメイクの専門学校についてのメールが送られてきた
「どのくらい通ってたんだっけ?ヘアメイクの学校では和装ヘアもやったの?あれは私が全額だした、結構高かった記憶がある」と
私としては精神的に苦しかったし、もうほぼ記憶からは消し去ってるので何をしていたかも覚えていない
最初のうちは渋谷まで通っていたが、精神的にきつくなり途中からはいかなくなってしまったのだけは覚えている
母も母で鬱っぽかったのでその時の事をよく覚えていないそうだ
私はこのメールが送られてきたとき、改めて毒親だなと思った
そもそもお金の話なんてしなくないか?全部支払った、高かったって何?私別に行きたいなんて一言もいってないよね?
昔だったらイラついて仕方なかったが、今は食事療法もあってかイライラもあまりせずこう冷静に返信した
「精神的に苦しかった記憶しか残ってない、無理矢理親がやらせたものは身につかないという事」
まだ返事はかえってきていない
実際私が娘のヘアアレンジをできたのも、別にヘアメイクの専門学校いったからではない
してあげようと思って、自ら勉強すればできるようになるのだ
今回改めて幼少期の親とのかかわり方が、人生を大きく左右することがわかった
今更性格を変えたりすることは難しいが、考え方は少しずつ変えられる
プラス思考プラス思考で