ペットを飼うということ
私は犬が好きだ
でも今まで生きてきた中で、犬は飼ったことがない
飼ったことがあるのは、メダカ・金魚・亀(まだ実家で生きている)くらいだ
私の理想としては、大型犬と子供達が一緒に成長していくというもの(TVの影響をうけすぎかも)
いつかは犬を飼いたいな~とは思っていたが、パニック障害になったことで犬を飼いたい!願望が強くなった
ただ、犬はもちろん人間よりもだいぶ寿命が短く10~18年といったところだろうか・・
必ず愛犬の死に向かい合わなければいけない日がやってくる
その他にも病気などしたらかなりの費用がかかるなど、飼い主の覚悟も問われる
飼いたい!と思うのは簡単だが、命を育てるわけであってそう簡単ではないのだ
我が家の子供達は犬を飼う事についてどう思ったのか
旦那の実家ではパグを飼っている
現在12歳のおばあちゃん犬である
小さいころからこの犬と触れ合っている為、犬は身近な存在ではある
息子が7歳、娘が4歳になり良し悪しの判断もしっかりしてきたところだし、飼う事を提案してみた
息子はどちらかというと猫好き、娘は犬好きである
まぁでも二人とも大喜びで了承してくれた
早速名前を考え始め、あーでもないこーでもないと
きちんと、飼い始めた場合の注意する点なども言い聞かせる
そのおかげもあってか、飼い始めてもスムーズに行動できた
飼い始めてから息子が変わった
息子は2020年4月に小学校に入学
しかし、コロナのせいもあり実質6月から授業開始
遅れた分を取り戻すのに土曜日授業や、夏休み短縮、そして進むスピードも速い
お友達と仲良くなるためのレクリエーションなどもなし
給食もしゃべらず黙々と食べる
息子のストレスもピークになったのか、1ヶ月ほどたったある日下校途中行方不明に
いつもは14時半に帰宅するのに15時になっても帰ってこない
同じマンションの友達に連絡してみると、マンションまで一緒に帰ったが、用事があるといってマンション入口でわかれたそう
用事なんてもちろんないし、一瞬頭が真っ白になった
とりあえず近所を捜索
公園やコンビニ、他行きそうなところに行ってみるもいない
そのとき一緒に帰ったお友達から連絡が
「帰る時持っていた創作作品が落ちている」
その場所にいってみると道路の端っこに置いてあった
その子が一緒に帰った時に覚えててくれたことに感謝した
それと同時に事件性もあったらどうしよう・・と急に不安になる
旦那と話し合って警察に連絡
先生たちも一緒になって探してくれた
それから30分ほどして見つかったという連絡が!!
一人で1.5キロほど歩き、以前通っていた保育園の近くのアミューズメント施設に入っていたというのだ
その帰り道に探していた先生が見つけてくれた
なぜそんな行動をとったのかはいまだにわからない
子供も行きたくなったから、と
ただ、それ以降も普段と違う行動が相次ぐ
体操着のズボンのポケットをハサミで数カ所切ったり
スーパーで一緒に買い物中、物を持ってきてしまったり(もちろんすぐに気づき返して謝罪)
その時は気づいてあげることもできなかったのだが、息子なりにかなり頑張って疲れてしまったのだろう
犬が癒しの存在に
その年の7月、犬を飼ってみようという話がでた
最初は私のパニック障害の治療にどうか、ということだった
一緒に散歩に行ったり、私が一人で留守番時いてくれると気が紛れるのではないかと
8月についに我が家へやってきたワンコ
種類はフレンチブルドッグ 名前は「オハナ」に決定
なぜフレブルにしたかというと、ちょうど子供たちがリロアンドスティッチにはまっており、スティッチに似てる犬がいいという事で笑
オハナという名前はリロアンドスティッチによく登場するワードで「家族」という意味だ
そこから一気に子供達の表情が明るくなった
特に息子が大きく変わった
以前のおかしな行動も一切なくなり、先生との面談でも「1学期と2学期でこんなに良い意味で変化のあったお子さんみたの初めてです」といわれたほどだ
癒しの存在が家にいることで、ストレスも少し減るのかもしれない
オハナも何か感じているのか、息子に対してリスペクトがあり大好きなようだ
娘(4歳)に対してはちょっと見下してる感があるが・・笑
イギリスのことわざ
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時は、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼い時は、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時は、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、犬は自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう
イギリスにはこんなことわざがあるそうだ
犬を飼ってみて本当にその通りだと思った
しかし、最初にも述べたが犬を飼うということは、命を飼うことなので、「かわいいから」「子供の遊び相手に」という安易な考えで飼うのはおすすめしない
最近はコロナで家でペットを飼う人も増えているみたいだが、それと同時に、飼育放棄する人も増えていると聞く
飼う人は覚悟をもって飼ってほしいものだ
フレブルの生態についてはまた次回・・