パニック障害になって1ヶ月

パニック障害になって1ヶ月

パニック障害1ヶ月目

パニック障害発症してからそろそろ3カ月だが、初めの1ヶ月について書こうと思う

この頃の状態を一言でいえば、発症当初より悪化した

発症当初は家にいる時も息苦しくて辛かったが、それは落ち着いた

多分毎日いることで脳が慣れたのだと思う

ただ、外出が本当にしんどかった

先生に言われた通り、近所のスーパーや行ったことある場所にはなるべく抗不安薬を使用せず頑張って歩いて行った

そして、電車には抗不安薬飲んでもいいからトライして!と言われたのでそれもやった

5駅ほど離れているところまで薬を飲んで向かったが、まぁ辛かった

それ以降急に恐怖感が増し、自転車で外出するのも怖くなり、歩いて外出することはほぼなくなった

自分でいうのもなんだが、パニック障害になる人の多くは真面目で素直な人が多いらしい

だから先生がこれが正しい!と言えばそうだと思ってしまう

でも、今になって思えば人それぞれ個性があり、考え方も全く違う

パニック障害になった原因だってそれぞれ違う

回数を積み重ねれば脳は慣れるのは確かかもしれないが、やはり患者にあった治療の進め方もあるのではないか

今いっている病院の薬に頼らない方針はとても気に入っているが、治療の進め方については少し不満だ

ただ、一人ひとりに向き合うのは難しいんだろうとも思う

友人の知人の精神科医は、「精神科医が一人ずつ親身になって話を聞いていたら患者にのまれてしまう、なのでマニュアル通りにやる」と言っていたそうだ

私からしたら、親身に話をきいてもらいたい

でも中には、話なんていいから薬だけくれ、という人もいるだろう

人によって治療方法を変えていたら精神科医の体がもたないかもしれない

抗不安薬の服用回数が増える

私には、レキソタンという抗不安薬が処方された

初めのうちはほぼ飲まずにいたが、1ヶ月たった時から外出時の不安感が急増したことで飲む回数が増えた

週明けの月曜日は、土日の反動から不安になることが多かったため服用するようになった

そして雨の日は、保育園のお迎えが歩きになるため飲む 今日は新しい場所へ行くから飲む 生理前で情緒不安定になり飲む・・

そんなことをしているうちに、服用することのほうが多くなり、飲まない日の恐怖感が余計に増した

家族がいる土日はまず恐怖感に襲われないはずだったのだが、家族がいても恐怖感に襲われるようになり服用する

その結果、ほぼ毎日1錠は飲むようになってしまったのである

抗不安薬の依存性

レキソタンは抗不安薬の中でも、ベンゾジアゼピン系抗不安薬に属する

不安薬の中でもレキソタンは強力な抗不安作用・即効性があり、人気のようだ

ただ、ここで注意しなければならないのが薬の副作用だ

安易に服用し始めると大変なことになるかもしれない

このベンゾジアゼピン系の抗不安薬を長期服用することで、薬に対する耐性や身体・精神依存が出てくる

また薬をやめた時の離脱症状も、長期にわたって服用していると必ずといっていいほど出るらしい

身体が薬に慣れると、その薬なしだと身体が落ち着かなくなる

毎日薬が体内に入ってくるのが当たり前になると、入らない日はソワソワ・イライラといった精神症状や、

ふるえ・発汗・動悸などの症状が現れる

そして耐性がつき服用量が増えるとオーバードーズになり、歯止めが効かなくなる

レキソタンは即効性があり、落ち着くので飲むと色々な所へ行けた

一人でランチもできた

空気がおいしく思えた

でも、飲んだ日の夜はどっと疲れて睡魔が襲ってくる そして、心の片隅に後悔している自分がいる

レキソタンを毎日飲む生活をやめたい・・でもどうすればいいのか

私は医者に相談した そして抗うつ薬(ジェイゾロフト)が処方されることになる

抗不安薬は、精神を安定させるものであって病気を治すものではない

風邪薬と同じ感覚だと思っている人も多い

確かに短期服用で、効果的だった人もいるだろう

良くなっている人もいれば、長期服用しても良くならず薬害を受けている人もいる

判断が難しい そこがこの薬の怖いところだ

「元気になる薬です」といって処方され、1日3回と書いてあればきちんと守って服用するだろう

言われるがまま飲む前に、きちんと薬のことを調べて納得してから服用してほしい

症状も聞かず、薬を処方し、効かなくなったら増やす そんな病院には行ってはいけない

今日の一枚

新幹線にのって旅行 早く行けるようになりたい

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