閉所恐怖症とパニック障害の関係

閉所恐怖症とパニック障害の関係

閉所恐怖症

閉所恐怖症とは、閉ざされた狭い空間・場所にいることに極度の恐怖を感じる症状のことである。

狭い空間・場所に対して過敏な反応を見せる恐怖症は他にも存在する。これらの症状は混同されがちだが、閉所恐怖症の場合「閉塞感」によって引き起こされることが多い。

Wikipedia参照

私は、10代のころから飛行機・エレベーターが特に好きではなかった

最近まで何がきっかけで閉所恐怖症になったのかわからなかったのだが、今回パニック障害になりカウンセリングを受けた際、幼少期のトラウマが関係しているかもしれない、と言われた

閉所恐怖症は、幼少期の環境、狭い空間でつらい経験をしてそれがトラウマとして残っている、などが主な原因で発症することが多い

幼少期の家庭環境

私には小さい頃から中学生ぐらいまでの記憶があまりない

特に小学生の時は、嫌な記憶のほうが多い

はっきりとは覚えていないが、今でいう虐待といわれるようなことはたびたびあった

押し入れに閉じ込められる・髪を引っ張られながら二階から階段を引きずり降ろされる・新聞や雑誌で頭をたたかれるなど色々あった

これは、母父両方にされたことがある

筋が通った叱り方なら、母親になった今理解できるが、気分次第で怒られることが多かったため納得いかなかった

そして、教育面でもかなり厳しかった

幼稚園から、受験をし、小学生で受験失敗すると、休みの日はほぼ一日塾だった

それ以外にも、ピアノ・公文・プール・そろばんなど習わされ、子供らしい自由な時間を過ごした記憶があまりない

恵まれているじゃないか!という人もいるだろう

ただ、私からしたらただ親の言いなりで、自分の意見が言えない環境は本当に苦痛だった

夫婦の仲もあまりよくなく(今も離婚しないでいることが不思議)、挨拶・お礼を言い合うのなんて見たことがない

小さいころ母親に「あんたは挨拶もできないの!?」と叱られたことがあった

両親同士がおはよう・ありがとう、など言わないくせに、叱られたことに本当に腹が立った

私は、大きくなった今でも素直に感情を表現するのが苦手だ

プレゼントをもらって喜んでいるが「本当にうれしい?」と聞かれることもあるし、「ありがとう」とスムーズに言えなくてぎこちなくなったり・・

辛くても人に甘えることはできないし、涙を見せることもあまりない

子育てをする上で、子供たちには感情表現豊かに育ってほしいとおもっている

そのうえでも私がまずは変わらないといけないのだが、幼少期から20代前半まで体に染みついた感覚はなかなか抜けない

パニック障害を克服するにも、ストレスを溜めることはよくないので、辛いときはつらいと声に出したほうがいいのだがなかなか難しい

これからは少しずつ、自分の気持ちを素直に表現していけたらと思っている

 

閉所恐怖症とパニック障害

私は、今回パニック障害が発症した最終的なきっかけが脳のMRIだと思っている

実は発症する2週間前、頭痛が1ヶ月以上続き脳のMRIをとりに行くことになった

全身ではなく顔部分が覆われるだけなので、耐えれるかと思ったがやはり厳しかった

開始5分で、呼び出しボタンを押し止めてもらった

このまま中止しようかと思ったが、またお金を払って再度受けたくはないし、1回は受けてみたいというのもあって、残り15分は死ぬ気で耐えた

この時経験した恐怖感こそが、決定打となったに違いない

閉所恐怖症とパニック障害は密接に関係している

私も、閉所恐怖症も今回パニック障害になった原因の一つだと考えている

閉所恐怖症の「ここから逃げられない!」という恐怖感は、パニック障害と共通している

閉所恐怖症の人が閉所に閉じ込められることによって発作を起こした場合、それはパニック発作となる

つまり、閉所恐怖症がパニック障害の引き金となるのである

治療方法もパニック障害と同じで、認知行動療法が有効である

狭い空間にいても、発作が起こらない・もし起きてもいずれ収まるという事を脳に覚えさせるのだ

まぁでも焦りは禁物 ゆっくりと治していこうと思う

今日の一枚

 

こんなに小さかった息子も明日で5歳!

時がたつのは早いなぁ・・

 

 

 

 

 

 

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