「ねばならない」という考え方をやめよう

「ねばならない」という考え方をやめよう

パニック障害になりやすい人

現在、患者が増えているパニック障害

パニック障害になりやすい人の性格に共通点があるといわれている

素直で真面目

神経質

完璧主義

素直に気持ちを表現できない

マイナス思考

高所、閉所恐怖症

他にもあるが、これらが多く共通している性格といえる

もちろん、他が原因でパニック障害になることもあり得るので、先ほど挙げた性格だからといって必ず発症するわけではない

パニック障害になりやすい人の考え方

パニック障害になった人は「~しなければならない」「~するべき」という考え方をする人が多いといわれている

実際私も、日々の生活において~しなければ!ということが多々ある

例えば・・

・偏食の子供に対し、どうにか食べさせなければいけない

・次の日眠くてぐずるので、夜何時までに寝かせなければならない

・寝かせるためには、時間を逆算し、〇時までにお風呂に入れなければならない

・一汁三菜にしなければならない

・母親はこうあるべき

・パニック障害を治すためには、毎日外出して歩かねばならない(先生に言われたため)

これ以外にもたくさんあるが、私はこのような感じで見えないプレッシャーと日々闘っている

パニック障害になりやすい人は、「~ねばならない」という考え方が当たり前だと思っている人が多いのだ

私は今回パニック障害になりカウンセリングなどを通して、初めて自分の「~ねばならない」「~するべき」という考え方をしている事に気づいた

今までは、それが当たり前の考え方だと思っていたからだ

先日カウンセリングで自分の夢について話した(病院の先生ではない別の心理士)

「私は3歳からそろばんを始め、小学校5年生まで続けた 初めてのめり込めたもので、ずっと続けたかったのだが、中学校受験の為父親に無理やり辞めさせられた(今でも根に持っている)

そろばんへの熱は冷めることがなく、大人になった今でも習いたいと思っている  そしていつか子供たちに教えたい」

心理士「それはとてもいい夢ですね」

「ただ、忘れている部分も多くあってまずは自分が習って感覚を取り戻したい でなければ子供たちに教えられない」

「一度長男に教えようとしたことがあったが、興味がなかったのか教えられなかった 私の教え方が下手なのかも

こんなんでは他人に教えることはできないかな・・」

心理士「ほら、そういった考え方よ!先生は100%でなければならない自分がまずは100%になるべき

そういう考え方をまず変えましょう」

「先生は100%の人なんていない、子供たちを教えながら一緒に学んでいく方法だってあるじゃない!」

「興味がない人に無理やり教えようとなんて思わなくていい やりたいって人に教えればいいんじゃない?」

心理士にこう言われた時、私は何かに打ちのめされたような感覚になったと同時に胸が少し軽くなった

性格は変えられないが考え方は変えられる

私は、パニック障害になって改めて自分のことをどのような性格だろう、と考えた

当てはまるのは「神経質・真面目・完璧主義」

パニック障害を治すに当たって性格を変えろというのは無理な話だし、性格は変わることはないと思っている

逆にそれがストレスになってしまう

そして、神経質や完璧主義なところはマイナスに考えがちだが、いい面も多くある

それを無理に変えようと思う必要はない

それよりも、考え方を変えるという方が大切だ

例えば

・別に寝不足だって次の日昼寝させればいいじゃないか

・今日は惣菜だっていいや

・神経質だからパニック障害になったのか・・ではなく神経質・完璧主義だっていいところあるじゃないか!仕事するうえで信頼を得やすい

・100点を目指さなくていい 60点くらいだっていいのだ

・今日は体調がすぐれないから、外出しなくていいや

パニック障害と闘っている人は今「~しなければ」という考え方になっていないだろうか?

たまには「まぁいいか」と思うようにしてほしい

それだけでも少し楽になる

今日の一枚

暑くなってきたので水風船で遊ぶことに

30分以上かけて、これだけの数作ったのに5分ですべてつぶされた・・

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