日によってパニック症状がでやすくなる
パニック障害には、予期不安(また発作が起きたらどうしよう、という恐怖感)・広場恐怖(ここから逃げられないなどと不安を感じるような場所を避ける症状)を伴う人がとても多い
実際私も発症して以来、あらゆる場所で恐怖感に襲われた
電車は発症以来一人では一度しか乗っていないし(無理して乗ったのでパニック症状が悪化)、美容室も行けていない
最近になってようやく歯医者・カフェにいけたが、ドキドキ感は常にあった
最近は、自転車移動だとだいぶ動けるようになり、スーパー内で恐怖感に襲われることは少なくなった
できないこともかなり多いが4カ月たち、良い方向に向かっていると確信できる
この4カ月間、保育園のお迎えもあるので1日に1度は絶対に外出してきたが、その中でパニック症状が起きやすい日・解決策というのを自分なりにまとめてみた
雨の日や湿度が高い日
パニック障害は梅雨の時期に発症しやすいといわれている
それは一体なぜだろうか?
雨の日は低気圧となるが、低気圧になると血液やリンパの流れが悪くなり体調を崩しやすくなる
また、太陽を浴びることによりセロトニン(幸せホルモン)が作られるが、雨だとセロトニンが増えにくい
そうすることにより、憂鬱だな、という気分になりやすい
パニック障害でない人でも、雨の日は憂鬱だな、と思う人は多いだろう
要するに雨の日や曇りの日は、セロトニン不足により憂鬱になりやすく、パニック障害の人はそれが不安感として強くでてしまうのだ
私の場合、湿気が多いは胸が苦しくなる感じがする
雨がザーザー降りの時より、曇りでムシムシしている方が気分が悪くなりやすかった
解決策としては、まず外出する気が起きないのであれば雨の日は無理に外出しなくてもいい
ここで無理して外出し発作が起きてしまうと、雨の日の予期不安につながりやすい
運動でもセロトニンに作られるので、室内で軽い運動・ストレッチなどを行う
暑い日
私は、今回4月に発症して初めての夏を迎えたが本当にしんどかった
まぁ今年は異常気象な感じで猛暑だったので、余計につらかったのもある
7、8月は歩いてでかけることがほとんどできなかった
暑い中歩くと汗をかく 歩くので心拍数があがる
これはもちろん普通の生理現象なのだが、パニック障害の発症時の症状(冷や汗・動悸など)と似ているため、脳が勝手にパニック症状が起きていると勘違いしてしまう
そのため、現在8月下旬だがここ最近は歩いてスーパーに行ったりできていない
ただ、パニック症状は苦手な場所やことから逃げれば逃げるほど出やすくなる
どうにかそれは避けたいので、近所のコンビニや休日は家族と徒歩ででかけるようにしている
体調が悪い日
女性は特に、排卵や生理などでホルモンバランスが乱れやすく、体調がすぐれない日も多くなりがちである
生理前は特にPMS(月経前症候群)などでイライラしたり、無性に悲しくなったり、気分が落ち込みやすくなる
そのような時に無理をすると、パニック症状が出やすくなってしまうので注意が必要だ
PMSが強く出てしまう人は、鉄分不足が原因となっていることが多いので鉄分を補給することも大切だ
マイナス思考にならないために
もし、パニック症状がでてしまった時あなたはどう考えるだろう?
「あーまた恐怖感に襲われた 全然よくなってないじゃないか」
「薬をもっと増やしてもらう」
私も、発症して2、3ヶ月の間は全く回復の兆しがなくむしろ悪化しているような気がして本当に辛かった
しかし、食事療法を行ってしばらくしてから少しづつプラス思考になっていった
恐怖感が強い日は、「体調が悪かったんだ」「生理前だからしょうがない」と思えるようになった
パニック症状を治すには考え方はとても大事で、「絶対早く治すぞ!」と思っている人より「まぁうまく付き合っていけばいいか、気長に治そう」と思っている人のほうが治りやすいらしい
体調が悪かったり、気分がすぐれない日に無理をしない!!それが鉄則である
無理をすると、余計にパニック症状が出やすくなり、マイナス思考にもなりやすくなる
私も焦らず治していこう
今日の一枚
先日2歳になった娘は最近ぬいぐるみのお世話をしている
これはソファーに座らせ彼らにテレビを見させてあげているのだそうだ笑