呼吸法
パニック障害でよく発作が起きそうなときは呼吸法をしなさい、と言われる
では呼吸法とは何なのか
簡単にいうと自律神経を整えるということだ
自律神経とは、内臓・血管の働きをコントロールし、体内の環境を整えるものである
自律神経には交感神経・副交感神経があり、これらは互いに相反する働きをしている
交感神経が優位
・緊張している時 ・やる気になっている時 ・ストレスを感じた時
副交感神経が優位
・リラックスしているとき ・睡眠時
この自律神経とは自分の意思でコントロールすることができないため、いかにして副交感神経を活発にさせるか、ということが大切になってくる
方法としては、リラックスしストレス解消するのがいいのだろうが、どうやってしていいのかわからない人も多いだろう
実際私も、パニック障害になりストレスが良くないのはわかっているのだが、どうやって発散すればいいのかがわからない
そういう状態が長く続いている
そんな時試してほしいのが呼吸法である
簡単にいうと「腹式呼吸」だ
腹式呼吸は鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、吐きながらお腹をへこませる
腹圧をかけるために、胸式の呼吸より呼吸のリズムが自然とゆっくりになる
また、横隔膜には自律神経が多くあるため、腹式呼吸をすることによりこの自律神経を刺激してくれ副交感神経が優位になるのだ
パニック障害につきものの動悸だが、緊張状態で呼吸が浅くなることが原因で起こることが多い
その為にもこの呼吸法をマスターすることが大切である
呼吸法呼吸法というけれど・・
パニック障害を発症して、病院にいくとすぐ先生から呼吸法をやりなさいといわれた
やり方を教わり、「不安な時にやってみて」といわれた
実際不安に襲われ呼吸法やらなきゃ!って思うのだがうまくできない
呼吸法をやり始めても息を止めるところで余計苦しくなり、また不安感が強くなった
そして主人に電話してり気を紛らわせたりしてどうにか乗り切っていた
なぜだろう?全然呼吸法効かないじゃん
その時私は家にいる時は呼吸法はしていなくて、外出時不安な時にだけすればいいと思っていた
しかし、呼吸法はある程度マスターしないとうまくできないということがわかった
呼吸法をマスターしよう
先生から勧められた呼吸法としては、4秒かけて鼻から息を吸い、2秒止め、8秒かけてゆっくり吐く
これを2分くらい続ける
このときに大切なのは、息を吐ききること!
吐ききることで、自然に体に空気がはいりやすくなるのだ
そしてもう一つ大切なのは、家にいる時や不安を感じていないときにもやるなど一日数回は行うということ
こうすることで、リラックス感じというのがだんだんつかめてくる
うまく言葉にはできないが、空気が体に入ってしみわたる感じ?がわかってくる
そして吐ききった時体の力が抜けるのがわかる
これが大事なんだな~と最近になってようやく気付く
こういう感覚になったのは呼吸法をやり始めて数カ月経ってからだろうか
それからは、寝る前や、車に乗っている時、外出時いやだな~と感じた時に行うと少し落ち着いた
パニック障害と闘っている人にはぜひこの呼吸法をマスターしてほしい
今日の一枚
我が家にもサンタさがきました
娘は抱っこ紐をもらったようです