一年ぶりのディズニー
昨年の一月、パニック障害になってから初めてディズニーにいった
結婚する前は年に数回は行っていたが、結婚して出産後は行く機会も減った
これは一年前に行った時の記事↓
https://www.takumio.com/post-526/
閑散期の平日ということで、パニック障害のリハビリにはいい時期だった
そして一年後の今年1月またディズニー旅行することになった
子供達もディズニーに行きたいといっていたし、私もディズニーが好きなもので・・笑
アンバサダーホテルに宿泊し、3日間遊べるプランにした
頓服を一錠飲みいざパークインすると、やっぱりディズニーはいいな~!!と思える
一日目はランド、二日目はシー・ランド、三日目はシー・ランド
二日目に天気が少し荒れ、雨だったので少し行動が制限されたがそれでも十分楽しめた
前回乗った乗り物と比較して
前回乗ったアトラクションはほぼ今回も同じように乗れた
一日目はランドで基本的に一年前と同じようなアトラクションに乗った
二日目雨が降る中、ディズニーシーへパークイン
一発目で前回は乗っていないゴンドラに乗ることになった
このように、係員がいて、他の人も一緒に乗り、少し時間がかかるタイプのアトラクションは少し苦手
ランドでいうとジャングルクルーズなんかもそうだ
今回は息子が乗りたい!というので、一番に乗ることになった
あと、係の人が天候がもっと荒れたら中止になる可能性もあります、というのでついつい流されて乗ることに
でも今思えば考える間を与えなかったのが良かったのかも
「乗れるかな?乗らない方がいいかな?頓服もう一錠飲むか?」などあれこれ考えすぎると余計に不安感が強くなる
いざ乗船し、乗り場から離れると少し不安が強くなったが、それ以上に雨も強かったため気が紛れた笑
終わった後は少し自信がついた
三日目、少し慣れてきたのか考え方に変化が
「スプラッシュマウンテン乗ってみようかな・・」
前回はスプラッシュマウンテンに乗ろうなんて一切思えなかった
スプラッシュマウンテンは90㎝から乗れるため、前回乗れなかった娘も乗れる
これはチャンス!!と思いファストパスを使って乗ってみることに
念の為頓服をもう一錠プラスして飲んだ
ファストパス入口を入り奥へと進んでいく
ファストパスでも意外に列が長く、少し中で待つ時間があった
スプラッシュマウンテンは待っている所が薄暗く狭いため、少し不安感を煽る
だんだんと乗り場が近づく
いよいよ案内される時娘が「暗くて怖い~」と言ったことで、私の中での不安感もピークに達してしまった
まるで表面張力でぎりぎり耐えていた水が一気にこぼれてしまったかのように・・・
「すみません、やっぱりやめます」
そして私と娘は出口へ向かった
出口を出て、息子と旦那が乗っているのが落ちてくる瞬間を待っている間すごく後悔してる自分がいた
乗っておけば良かったな・・乗っていればもっと自信ついて何かかわったかも・・って
いやいやでも違う!!!
乗らなくたって、乗ろうと思えた事が素晴らしいんだよ!!
前より進歩してるじゃん!!
旦那もそういってくれたし、そう自分で思うようにした
確かにそうだよな~前回じゃ乗ろうなんて気にならなかったもんな
大丈夫!ゆっくりでも進んでるね
同じところに何回も行くのは大切なこと
パニック障害を克服するためには、薬をただ飲んでいるだけではだめ
そこに行動することをプラスしないとなかなかよくならない
仕事をするため毎日電車に乗る、スーパーへ行く、好きなアイドルのコンサートへ行く、子供の学校行事へ行く、習い事をする・・
なんでもいいが、一度だけではなく何回も繰り返し行うことで脳が大丈夫だ、と記憶してくれる
だから私もランチトレーニングする時は、最初はいつも同じ店
それがだんだん慣れてきたら他のお店にトライ!という感じにしている
スーパーも毎日のようにいっているとだんだん慣れて予期不安も起こりにくくなる
私が一番苦手な電車(発症時が電車内だったので)も、仕事を続けてれば慣れていたのかもしれない
でも私は辞めることを選んだ
少し逃げた部分もあるが、電車に乗ってまで通勤するメリットがあるかを考えた時に「ない」という答えになったからやめた
これからは自宅近くでパートをしたり、自分で何か仕事を始めようか・・と今は考えている
毎日続けてれば絶対予期不安は起こらなくなるのか?
それはYESとはいえない
睡眠不足やストレス、体調が悪かったりすると予期不安が出ることもある
私も実際同じお店でランチしてても、体調が悪い日や、気圧の変化などで予期不安がひどい日もたまにはある
しかし、発症当初とはくらべものにならないし、切り替えも早くできるようになってきた
発症から1年と9カ月
まだまだ克服するまでの道のりは長いかもしれないがのんびりやって行こうと思う